この記事では、よくニュースなどで耳にする「テニスの4大大会」「グランドスラム」について解説します
- テニスの4大大会についてあまり知らない人
- ニュースでは耳にするけど実際はよくわからない人
- テニスの4大大会について理解できる
- グランドスラムについて理解できる
テニスに詳しくない人でもわかりやすいように基本的な情報のみまとめました。
テニスの4大大会とは?
こちらが4大大会と呼ばれているものになります
- 全豪オープン
- 全仏オープン
- 全英オープン(ウィンブルドン選手権)
- 全米オープン
この4つが4大大会と呼ばれています。
全英オープンは「ウィンブルドン選手権」と表記されることが多いです。
開催時期については
- 全豪→1月
- 全仏→5月
- 全英→6~7月
- 全米→8~9月
となっていますが、年によって開催順の変更や、大会の中止もあったようです。
近年では、2020年のウィンブルドン選手権が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止となっています。
ここからは各大会について解説していきます
全豪オープン(オーストラリア)
オーストラリアの都市メルボルンにある、メルボルンパークで毎年1月に開催されている大会です。
4大大会の中では1番最初に開催されています。
コートの種類はハードコート。
日本人では、大阪なおみ選手が2019年と2021年に女子シングルスで優勝しています。
全仏オープン(フランス)
フランス・パリの「ブローニュの森」に隣接された競技場「スタッド・ローラン・ギャロス」で毎年5月に開催される大会です。
4大大会では2番目に開催されています。
コートの種類は赤土のクレーコートです。
全英オープン(ウィンブルドン選手権)(イギリス)
全英オープン(ウィンブルドン選手権)はイギリス・ロンドンのウィンブルドン地区で毎年6~7月に開催されています。
会場はオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブです。
コートの種類はグラスコート(天然芝)
4大大会の中でも一番歴史が長い大会で、伝統を重んじるイギリスらしく出場選手には白色のウェアの着用が義務付けられています。
全米オープン(アメリカ)
全米オープンはアメリカ、ニューヨークシティ郊外にあるフラッシング・メドウズという公園の中にある「USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター」で毎年8~9月に開催されています。
賞金、観客収容数ともに世界最大規模のテニスコートです。
コートの種類はハードコートですが、全豪オープンのハードコートとは材質が少し違います。
2018年に女子シングルスで大阪なおみ選手が優勝しています。
グランドスラムとは?
こちらもニュースでよく耳にしますが「グランドスラム」とは
4つの大会をすべて優勝した選手に与えられる称号のことです
少しややこしいのですが、4大大会を総称する意味でも使われています。
グランドスラムには「年間グランドスラム」と「生涯グランドスラム」の2種類があり
年間は、1年間で4大会を制覇すること
生涯は、通算で4つの大会を制覇すること
まとめ:テニスの4大大会とグランドスラムについておさらい
テニスの4大大会とグランドスラムについて解説してきました。
簡単にもう1度おさらいします
テニスの4大大会は
- 全豪オープン
- 全仏オープン
- 全英オープン(ウィンブルドン選手権)
- 全米オープン
4つの大会を制覇すること
・年間グランドスラム
1年間で 4大会を制覇すること
・生涯グランドスラム
通算で4つの大会を制覇すること
理解が深まったところで、テニスの試合を見てみると面白いかもしれません。